我が家の猫は気に入るかな?カナガンキャットフードの原材料と成分まとめ
※写真はカナガンのキャットフードチキンの原材料と成分表です。
キャットフードは様々なブランドがありますが、その中でもカナガンは高価な部類に属します。その理由は餌に用いている原材料の品質にあります。安価で高カロリーな穀物を使わず、平飼いされた肉質の良い鶏肉を使っているのです。
日本ではドライタイプ(袋詰め)の「フリーランチキン」とウェットタイプ(缶詰め)「チキン&サーモン」の2種類が販売されています。今後商品の種類が拡大されるかもしれませんが、当面はこの2種類から選ぶことになりそうです。
原材料
ドライ「フリーランチキン」
乾燥チキン、骨抜きチキン生肉、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂、乾燥全卵、チキングレイビー、サーモンオイル、ミネラル、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
ウェット「チキン&サーモン」
チキン、チキン煮汁、サーモン、タピオカ、サンフラワーオイル、ビタミン、ミネラル
成分
成分 |
チキン |
サーモン |
カントリー |
ウェット |
---|---|---|---|---|
粗タンパク質 |
37% |
37% |
37% |
19% |
脂質 |
20% |
20% |
15% |
12% |
粗繊維 |
1.5% |
1.5% |
3% |
0.03% |
粗灰分 |
8.5% |
9.5% |
11% |
1.2% |
炭水化物 |
19.21% |
不明 |
不明 |
- |
水分 |
7% |
7% |
7% |
77% |
オメガ6脂肪酸 |
2.99% |
1.33% |
2.5% |
- |
オメガ3脂肪酸 |
0.82% |
3.89% |
0.8% |
- |
カルシウム |
1.58% |
1.89% |
2.1% |
- |
リン |
1.4% |
1.32% |
1.2% |
- |
マグネシウム |
0.09% |
不明 |
不明 |
- |
エネルギー(100g) |
390kcal |
不明 |
不明 |
93kcal |
チキン=「フリーランチキン」、サーモン=「スコティッシュサーモン」、カントリー=「カントリーゲーム」、ウェット=「チキン&サーモン」です。各商品の違いの詳細はカナガンキャットフードの評判を参考にしてください。
カナガンのキャットフードにはドライフード3種、ウェットフード16種ありますが、日本に輸入されているのはキャットフード チキンとウェットフード チキン&サーモンだけです。
ドライフードに関しては今後輸入される可能性があると思うので、参考までに全3種を比較してみました。ただイギリス本家のホームページでは情報が公開されていない部分がありましたので、そこは「不明」としています。
パッと見だとカントリーゲームが良さげですよね。カントリーゲームには鹿・兎・アヒルの肉が使われているワイルドなキャットフードなんですよ。でも、カナガンの中ではフリーランチキンが初代で最も知名度も重いれも強いので、おそらく日本でもフリーランチキンが輸入されているのだと思われます。
カナガン、ロイヤルカナン、オリジンの3社を比較
カナガン、ロイヤルカナン、オリジンの3社を比較してみましょう。それぞれの主な原材料を6つずつ抜粋しました。
- カナガン…『フリーランチキン』
- ロイヤルカナン…『フィット』
- オリジン…『キャット&キティ』
原材料比較
カナガン |
ロイヤルカナン |
オリジン |
---|---|---|
鶏肉 |
鶏肉 |
鶏肉 |
※ビタミンやグルコサミンなどの栄養素はどこも含まれるので省略しています。
カナンとオリジンは七面鳥の肉を使っています。ただロイヤルカンは穀物を使っているので、米やとうもろこしにアレルギーがある猫は注意してください。
カナガンは鶏肉以外は野菜・果物・海藻等でバランスよく構成されています。オリジンはここで紹介しきれないほどたくさんの原材料が含まれていますが、特に魚類が入っているのがカナガンとの違いです。
成分比較
成分 |
カナガン |
カナン |
オリジン |
---|---|---|---|
粗タンパク質 |
37% |
30% |
42% |
脂質 |
20% |
13% |
20% |
粗繊維 |
1.5% |
5.6% |
3% |
粗灰分 |
8.5% |
7.9% |
不明 |
水分 |
7% |
6.5% |
10% |
オメガ6脂肪酸 |
3% |
3.6% |
3.5% |
オメガ3脂肪酸 |
0.8% |
0.7% |
1.2% |
カルシウム |
1.6% |
1.2% |
1.4% |
リン |
1.4% |
1.1% |
1.1% |
マグネシウム |
0.09% |
0.09% |
0.09% |
エネルギー/100g |
390kcal |
384kcal |
398kcal |
うーん、成分表を見る限り3社に大差はないですね。ただロイヤルカナンは療法食とか多種多様なキャットフードがあるので、もし体調を崩している猫を飼っているならロイヤルカナンをおすすめします。また毛玉ケアやダイエットが必要な猫や、腎臓病や尿路結石(ストルバイト)などに特化したキャットフードが豊富にそろえられています。
結局、カナガンもロイヤルカンもオリジンもプレミアムキャットフードと言われるジャンルで、高級ブランドです。値段もほぼ同一なのでこだわりがなければ一つずつお試しと言うのもありだと思います。
ちなみに、カナガンの塩分(ナトリウム)は0.24%だそうです。腎臓が心配な人もいると思いますが、一日の摂取量(g)に0.24%を掛け算すれば塩分の適正値(体重1kgあたり50mg)かどうかわかります。
>>カナガン【キャットフード】公式販売サイトはこちら
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